逃げるから嫌いになる
- Saito Shigeru
- 2021年3月9日
- 読了時間: 2分
吾妻から前橋女子高校、高崎女子高校に合格させている齊藤塾です。 公立高校後期試験1日目終了。 2日目も頑張りましょう。 長かった受験勉強の総仕上げですから。 今日は、 「逃げるから嫌いになる」 という話。 嫌いな教科でも、苦手な分野でも取り組まなければならないのが勉強ですね。 嫌いな教科や苦手分野。 これらから逃げれば逃げるほど嫌いになります。 逃げ続けているとモンスターのように巨大化するのです。 必要以上に醜い姿となって、私達の頭の片隅に見え隠れするのです。 逃げるとモンスターは更に大きく醜くなる。 無意味に恐くなるんですね。 だから、 逃げてはダメ。 こちらから愛すること。 君たちから迎えに行くこと。 私達自身がこれらを大切に扱ってやること。 やってみると、意外に面白かったりしますよ。 出来ることが増えると自信になる。 あらゆる勉強は知的好奇心を刺激してくれます。 今まで私達が避けていたことや逃げていたことの中に、意外な面白みがあるのです。 自分が今まで知らなかった分野。 私達の脳で開発されてこなかった部分。 そこに新鮮な刺激が与えられて、新しい自分を見つけるのです。 自分の意外な面に気づいたりします。 これ、 逃げていたら勿体ないですよね。 ただ、この経験。 楽しては手に入れられないのです。 それが、勉強。 学問というもの。 手に入れるにはそこそこの苦しみが伴う。 試行錯誤の辛さを乗り越えることが求められるのです。 だって、勉強なんですから。 人類が長年かけて到達しえた現在を短期間で経験することになるのですから。 苦しみの向こうに待っている知的刺激。 困難を乗り越えてこそ得られる至福。 そういうものです。 楽しくなってもまた再び嫌いになったりします。 そんなことを繰り返す。 行ったり来たり。 その積み重ねが漆塗りのように厚みを増して「本物」に近づいて行く。 いつの間にか、高みに立っている自分に気づく。 なんだか、仕事に似ていますね。
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