新型コロナとの戦いは戦争と同じ
- Saito Shigeru
- 2020年4月2日
- 読了時間: 2分
私は、自分の人生で戦争を経験することはない、と勝手に思っていました。
震災と原発事故を目の当たりにして、それが根拠のない思い込みだと気づきました。
そして、今回の新型コロナとの戦い。
これは、戦争と同じです。
「マジでヤバいんだよ」
と表現すれば若い人には伝わるでしょうか。
約100年前のスペイン風邪以来の最大の感染危機がもうそこまでやってきているかもしれません。
自分の身近に感染者がいないって?
見える所に感染者が出たら、もう感染爆発が止められなくなるでしょう。
100年前と同じことが起きつつある、
ということは、今生きている人の大半には未経験のことなのです。
勿論、私にも。
「これは本当の危機だ!」
と感覚的に分かった時には、もう遅い。
泣くしかない。祈るしかない。
そういうこともあるのです。
旅行もしたい、花見もしたい、コンサートにも行きたい。
いや、もうそんなレベルの話はとっくに過ぎていますよ。
部活も大事、勉強も大事、学校見学も大事。
暫く、その話も難しい。
残念ながら。
最優先は何か。
後で、臆病だと笑われても良いので、生き延びること。
今までの私達の生活自体が反省を迫られている、とも言えます。
そんなこと言ったら、何もできないじゃないかって?
そんなことはない!
どこにいても1日は24時間です。
時間が減るわけではないのです。
今の時間をどう有効に使うのか。
こういう時こそ、ひとりひとりの姿勢が問われる。
コロナがあっても無くても、1日の長さは同じです。
私達の日々の姿勢が問われている。
コロナにぶん殴られたんだから、目が覚めなきゃ。
武漢で感染が広がっていた時、ヨーロッパ人達はまるで他人事でした。
2か月後に身近な人の葬儀になるなんて誰も考えもしなかった。
恐いことです。
人類はその歴史の中で、何度も経験してきたことですが。
そう言えば、
第1次世界大戦が始まった時も、戦地に赴く男たちは
「この戦争は1週間で終わるから、すぐに帰ってくるよ」
と言って出かけていったということです。
外出はできるだけ控えたいものです。
慣れない「我慢」のトレーニングだと思って。
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