思考の原点
- Saito Shigeru
- 2019年11月30日
- 読了時間: 1分
大半の学習行為は「考える」ということが主となります。
日本人は日本語で考えています。
ということは、日本人が考えるという行為を豊かに行うには、日本語が十分に使えるようになることが必須となります。日本語の論理構造把握から漢字等の知識に至るまで、土台固めとなるトレーニングが欠かせないのです。
では、その土台固めのトレーニングはどのように行ったらよいのか。
家庭、幼稚園、保育園または小学校低学年時の「読み聞かせ」がベースとなります。
読み聞かせの土台があって、初めて自分で読む、そして考えるという行為が可能になるのです。
読み聞かせの部分は、ITもシステムも及びません。
「人」がやるしかない。私はそう考えます。
だから、どうしても手間がかかるのです。
決してこの手間を惜しんではいけない。
だって、人の一生がかかっているのですから。
日本人がものを考えるその土台作り。
決して手を抜くことのないようにしたいものですね。
一日一日の小さな積み重ね。
豊かな時間の積み重ね。
まあ、優先順位の問題でもありますよ。
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