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必要かつ十分

  • 執筆者の写真: Saito Shigeru
    Saito Shigeru
  • 2021年10月5日
  • 読了時間: 2分


本日通塾初日の塾生も必死に自らと戦って行きました。 自分自身を見つける塾ですからね。 それしか伸びる道はない。 そのことに如何に早く気付くか、です。 実力テスト結果の報告もありました。 学年6位。 学年平均の高い中で頑張りましたね。 更に上げて行きましょう。 トップ高校在籍の塾生。 模試で某国立大医学部の合格判定A評価。 なかなか順調ですね。 この調子です。 さて、 教科書でお馴染みの『走れメロス』。 光村図書だけではなくて東京書籍でも『走れメロス』を扱っていたよな、と思ってちょっとチェックしてみてビックリ。 何と、国語教科書の出版社5社中4社で扱っていました。 『走れメロス』を扱っていない1社は、代わりに夏目漱石の『坊ちゃん』を扱っています。 それにしても国民の大半が学習したことのある小説。 しかも、中2のほぼ同時期に学習している。 恐らく30年くらいは多くの出版社で扱い続けている。 ということは、今日本で生きている人の9割以上が学習した教材。 しかも古典ではない。 そんな教材は他にありません。 ある意味、国民的小説。 芥川賞が欲しくて欲しくて、結局受賞に至らなかった太宰治。 歴代の芥川賞受賞者以上に評価されています。 その『走れメロス』。 ストーリー自体は複雑ではないし、その展開もある程度予想されるものなのに、評価が高い。 読み返してみると、登場人物の心の動き、葛藤の描写が丁寧かつ簡潔。 つまり、必要十分なのですね。 必要かつ十分な短いセンテンスで畳みかけて次へ次へと展開が進む。 音読しながら鳥肌が立つ小説ってそうそうありません。 最初から音読を想定して書かれた小説ですね。 何年経っても、中2の教材から『走れメロス』だけは残り続ける。 うなずけます。

 
 
 

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