偏差値を上げることのみ考える
- Saito Shigeru
- 2021年4月2日
- 読了時間: 2分
吾妻から前橋高校、高崎高校に合格させている齊藤塾です。
本日、通塾初日の塾生達も長時間のプリント学習に耐えました。
初めて感じる充実感なのでしょう。
良い顔をして退室してゆきましたね。
さて、
偏差値を上げれば志望校に合格できます。
塾の仕事は塾生の偏差値を上げ、学校の通知表を上げ、志望校に合格させることです。特に受験生の偏差値をいかに上げるか、塾の指導者は毎日そればかり考えています。そればかり考え続けて二十数年も過ぎた人がいます。
それがこの私。
偏差値を上げるには自分の頭を使って考える時間を確保することが是非とも必要です。学習習慣のついた人が勝つのは当然です。習慣として学習時間を確保し、自分の頭を使って考えることができている人はそれだけで何歩もリードしています。
自分の頭を使って考えるときに大切なことがあります。
それは、自分にとって解るか解らないかギリギリの所を考えること。だから、少し苦しいのです。まあ、苦しいと面倒くさいの中間くらいのレベルですが。解らない状態、つまり宙ぶらりんの状態に耐える力が学習には求められるのです。その少し苦しい状態に耐えて、できたり解ったりした時の快感を得る喜びを沢山味わってくると、学習というものの「面白み」が少し分かってきます。
今の中高生は多忙です。多忙な中でそのような喜びを得られる時間を確保して欲しいのです。どうも、現代の若者には限られた時間で多くの処理をして、一定のスキルを身につけることが求められているようです。時代がそれを求めているということなんでしょうね。教科書もまた厚くなりました。
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