人は同じ過ちを何度でも繰り返す動物。
- Saito Shigeru
- 2019年12月29日
- 読了時間: 1分
「間違ったら反省し、修正する。次に別の間違いを犯したら、それも修正する。これを積み重ねることで、人は間違いを犯しにくい体質へとステップアップしてゆく。だって、人間は反省できる動物だから。」
これは間違いです。
あまりにも呑気な人間観です。
そして、自分自身への過大評価も見え隠れしています。
自分を許し続ける体質、というか。
人間はそう簡単には反省なんかしません。
組織も社会も同じ。
「二度とこのような過ちは繰り返しません」という言葉を何度も繰り返す。
まずは、その前提に立って思考をスタートすべきです。
人の行動パターンは簡単には変わらない。
思考パターンも変わらない。
死ぬほどの恐怖を味わった時だけ変わりうる。
そういう前提がスタートライン。
だから、
「変わる」ということを軽く見ない。
変わろうとしたら、本気になること。
まずは何かを捨ててから。
きっと、
変われた人への視線も違ってくるはず。
賞賛、尊敬、憧れ。
そして、畏怖。
本気で変わろうとしている人は「怖い」。
本気になった受験生の目も怖い。
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