中央中等対策、「聞かれたことに答えましょう」編
- Saito Shigeru
- 2019年12月9日
- 読了時間: 3分
その後、期末テストも通知表も新しい結果が提出されたのですが、さすがにくどいので全員の結果が集まってから最終集計を発表します。
さて、今日はまず大切なことの確認を。
「何故、考えないのか。
それは、考える必要がないからだ。
何故、本気にならないのか。
それは、本気になる必要がないからだ。
人間は怠惰な動物だ。
受験は必要の塊。
受験は考えるチャンスを与えてくれる。
受験は本気になるチャンスも与えてくれる。
人生に何度も訪れないチャンスを。
このチャンスをものにしたい人が集う塾。
それが本物の学習塾
次に、
久々に中央中等受験についての話題を。
今日言いたいことは一つだけ。
それは、
「聞かれたことに答えましょう」
え? 中央中等を受験しようっていう児童がそんなことも出来ないの?
いやいやいやいや。
これが出来ただけで他の子よりも頭一つ出ますよ。
中等中等受験生で通知表オールAなんて普通です。
行動の評価で〇が並んでいるのも普通のこと。
クラスでリーダー的存在なのも普通。
一般的な作文ならそつなくこなします。
(まあ、この「そつなく」が成功体験となって染みついていて、受験で期待されている作文力の足を引っ張るのですが。)
普通の作文で学年代表になるのも特に珍しいことではない。
そんな、模範的な子が何故「聞かれたことに答えられない」のか。
理由は簡単。
そういうトレーニングを積む機会がなかったからです。
課題を与えらえて、与えられた課題に沿った作文を書くという経験がないからです。
そんな経験って、どこで積めるんですか?
普通に小学校生活を送っているだけでは皆無です。
どんなに優秀な子でも、経験ないことは不得手。
当たり前ですよね。
それだけのこと。
だから、このトレーニングを十分に積んだ子とそうでない子では、作文の出来栄えが全く異なって来るのです。
聞かれたことに真正面から答える訓練。
(子供達は周りを埋めてから本題を書き始めるのが大好きですよ。そもそもそれがダメなのに。主題となる部分を一行で済ませたりしますね。最初は皆そんな感じです。)
十分にこのトレーニングを積めば他の子の中で埋もれることはありません。
何せ、中央中等受験生は皆優秀。
優等生ばかりですなんですから。
目に留まる作文を書かねば埋もれてしまいますよ。
埋もれない作文とは、聞かれたことにちゃんと答えている作文。
そういう作文があまりにも少ないから。
こういうことって、ちゃんと言う人がいません。
だから、私が言います。本音ブログですからね。
一人塾長の個人塾で今まで6名の合格者を出している塾はあまりないはず。
しかも、こんな田舎で。(あらら、ちょっと自慢・・・。)
それなりに説得力あると思うのですが。
きらっと光る作文を書いた子だけが、合格者の候補として残るのです。
毎年、倍率も高いので当然のことですよね。
また、書きます。
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