一冊を「丁寧に」仕上げる
- Saito Shigeru
- 2020年1月13日
- 読了時間: 2分
参考書の正しい使い方。
一冊を「丁寧に」仕上げる。
上位校合格者が口を揃えて言っていることです。
このアドバイスの重みを感じて、実行できる人だけが受験に成功します。
目移りする人は失敗します。
一つの参考書に頼り、それを「抱いて寝る」くらいにならないと。
「この参考書にない問題なんて無視」
とか
「この参考書に載っている問題だけが出題されるに決まっている」
という感覚を持てるようになったら本物です。
「一冊を丁寧に」
何度強調してもし過ぎることはない。
それと、
和気あいあいと楽しくやる勉強などあり得ません。
孤独とは自分と向き合うことです。
勉強の苦しみと向き合う時に、自分の弱さ、情けなさが浮き彫りになってきます。
それまでは適当に誤魔化したり、棚上げしたりして来たことが自分の目の前にさらけ出されます。だから、苦しい。自己嫌悪に陥ります。
これほどまでに自分は弱かったのか、と。見たくないほど情けない自分。でも、それが現実。動かしがたい現実。今まで自分はいったい何をやってきたのだ。そんな自分と向き合い、そしてその立ち位置からやり直すしかないのです。自分の弱さに、目をそらすことなく向き合った人だけが強くなれます。これほどまでに自分は弱かったのかということが、腹の底から分かったときに、新たなスタートが切れます。
母親がガミガミ言うと、子供は孤独に向き合えなくなります。多くのお母さん方はお子さんが孤独に向き合うチャンスを奪っています。だから、いつになっても強くなれない。
本当はこれほど弱くはない、これはたまたまの結果だ、などともう一度誤魔化してしまう「余裕」のある人は「次回に持ち越し」ですね。立ち直るチャンスはそれほど多くはないのに。
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