プレゼン練習の陰で。
- Saito Shigeru
- 2019年12月2日
- 読了時間: 1分
PISAの影響なんでしょうか。
国語の教科書にプレゼンの練習のようなものが多く見られます。
日本人は発信が苦手だとの認識からでしょう。
指導要領がそうなっているのですが。
これからは、自分の考えを筋道立てて相手に伝えられることが求められる。
出来れば英語で。
グローバル社会で活躍できる人材の育成には発信力の養成が欠かせない。
まあ、その通りだとは思いますが。
反対はしませんよ。
ただ、
新しいものを導入するときには、必ず犠牲となっているものがあるのです。
発信力の養成や英語力の充実の陰で、文章の読解が犠牲となっていないことを祈ります。
読解。
読みながら考える。
考えながら読む。
日本人は日本語で考えています。
好むと好まざるとにかかわらず。
日本人は論理的思考を「必ず」日本語でやっています。
論理的思考をどこで鍛えるべきなのか。
論理が甘い人は、その上に何をのっけても崩れ落ちます。
Comments