オレの基本
- Saito Shigeru
- 2021年9月4日
- 読了時間: 1分
「オレの基本は、昔から二番手、三番手狙い。・・・・中略・・・そうして、最後の勝負で、一気にいちばん先頭に躍り出る、そう思うだろう?それが違うんだよなぁ。二番、三番のままゴールしてしまう。その理由は、一番になってしまうと、次から一番を取るのが当たり前と世間から思われてしまうから。これはかなりのプレッシャーだよ。・・・・中略・・・一般の仕事でも同じことが言えるんじゃないの。・・・中略・・・親のコネで入ったダメ息子や、真面目だけが取り柄のパッとしないヤツは、窓際の仕事みたいなものをやっている。ところが、入社して十年、二十年、それ以上経ってみると、なぜかダメ社員だった奴が、一番出世していたりする。不器用だけど、マイペースで、コツコツ地道に働いてきた人が上に立って会社を支えていたりする。・・・中略・・・まわりの連中が、途中転職したり、辞職したり、知らぬ間に勝手に脱落していってくれて、気づいたら、決して優秀ではないけれど地道にやって来た奴が、消去法によって先頭集団に残ってしまった。こんなことが人生にはありがちだ。」『志村流』(志村けん著)より
自分なりの基本に忠実だったのですね。
勉強になります。
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